2011/08/04

元慰安婦、日本の議員と共に外務省訪問 (2007年)



《慰安婦》解決促進法案の審議を要求する緊急集会、参議院議員会館で

米下院の与野党議員らは1月31日、日本による第二次大戦中の《慰安婦》問題に関して、日本政府が責任を認めて首相が公式に謝罪するよう要求する「従軍慰安婦決議案」を提出した。今月15日には米議会で行われた公聴会に、初めて日本軍「慰安婦」3人が証人として招かれ発言した。

そのうちの一人である李容洙さん(78)は21日、東京の参議院議員会館で行われた「米下院で証言した被害者とともに『戦時 性的強制被害者問題解決促進法案』(以下『促進法案』)の審議を要求する緊急集会」に参加して、米下院で行なった証言について報告した。李容洙さんは1944年、15歳で日本軍によって連行されて「慰安婦」生活を強要された。1992年に「慰安婦」被害者だという事実を南朝鮮政府に届け出た。その後、日本を含む各国で証言活動を続けている。

集会には李容洙さんのほか、郡和子(衆)、岡崎トミ子(参)、円より子(参)、千葉景子(参)、江田五月(参)、那谷屋正義(参、以上民主党)、福島瑞穂(参、社会民主党)、吉川春子(参、日本共産党)など国会議員、「『慰安婦』問題の立法解決を求める会」の土屋公献会長など日本の市民団体メンバーが参加した。

集会では最初に李容洙さんが、米下院での証言について報告を行なった。<中略>これに続いて国会議員らが発言した。

円議員は、「(被害者証言は)日本国会ですべきことなのに、アメリカで先に実現したのを恥ずかしく思う。
日本がアジアで尊敬される国になるためには、戦争加害責任を明確に負って周辺諸国との友好を促進せねばならない。」と述べた。

那谷屋議員は、「自国の問題なのに自ら解決できずに米国に頼っている。謝罪というものは相手を人として見て腹中から真剣に相対することで成立する。今、そうなっていないことを残念に思う。」と述べた。

岡崎議員は、「現在、促進法案が(審議されないで)放置された状態にある。法案をきちんと通して、被害者の方々の名誉を回復してゆきたい。そのために通常国会で審議されるように努力する。」と述べた。

吉川、千葉、福島議員も、米下院に提出された決議案の通過を阻止するために日本政府が工作活動を行なっていることを批判した。

この日、「『慰安婦』問題の立法解決を求める会」のメンバーらは、同団体で集めた「『促進法案』の早期成立を求める請願」署名を国会議員らに提出した。

李容洙さんは集会での報告後、日本の外務省を訪れて浅野勝人副大臣と約20分間面談した。同行した戦後補償ネットワークの有光健さんによれば、浅野副大臣は「日本政府のこの問題に対する立場には何らの変更もない」として、1993年の「河野洋平官房長官談話」の立場を踏襲しているとの姿勢を強調したという。

李容洙さんは、「日本は『慰安婦』問題を解決すべき時期に来ている。徹底的に調査して、若い人々に事実を知らせてほしい。元『慰安婦』は高齢であり、早く解決してほしい。」と要求した。

同席した岡崎議員・円議員は、促進法案の主旨を説明した。これに対して浅野副大臣は、「法案の主旨はよく理解している。立法府で十分に論議してほしい。立法府の決定に従う。」と答えた。

李容洙さんは面談後、副大臣が敬意を表しながら被害者に接して対話に応じてくれたことに対し、肯定的に評価した。<後略>

▽ソース:朝鮮新報(朝鮮語版)(2007/02/26 15:36)
http://www.korea-np.co.jp/news/ViewArticle.aspx?ArticleID=25536

2ch 犇@犇φ訳