2011/11/24

韓国人有権者センターに引きずり出されたホロコースト・サバイバー




写真左から二人目がKAVC(韓国人有権者センター)のキム・トンチャン、その右隣りがホロコーストセンターのアーサー・フルーグ所長。一人おいて、画家のS.カバルロ。右端がKAVCのキム・ドンソク所長。この人が一番問題。挺対協は20年にわたり日本叩きの為にハルモニ(元日本軍慰安婦)を利用して来たが、アメリカに設立されたKAVCという団体は、慰安婦のみならず何も知らないホロコースト・サバイバーまで政治利用の為に引っ張り出そうとしている。

前に座っている二人の女性がホロコースト体験者。いわゆるサバイバーと言われる人たちである(運動家の中には、元慰安婦をサバイバーと呼ぶ人もいる)。紫の服を着ているのが、89歳のエデル・カッツ。なぜホロコースト体験者と慰安婦なのか?それは、日本政府により「強制連行」され、証拠隠滅の為に殺された性奴隷の幸運な生き残りが、ハルモニ(日本軍慰安婦)である・・・と、世界では宣伝・認識されているからである。

自分とは何の縁もない国を標的としたネガティブ・キャンペーンに利用されているとも知らない老婆は、ただ聴衆を前に自分の辛い体験を語るのみである。人助けだと信じて・・・。これはホロコースト被害者に対する冒涜であろう。


--> カバルロは軽率なタイプ。フルーグ所長は良く分からないが、キム・ドンソクらに利用されているだけだろう。ホロコースト体験者である二人の女性に至っては二重の意味で「被害者」と言っていいだろう。

KAVCがホロコースト・センターの協力を得て行う「東アジア歴史インターンシップ制度」とはどういう物なのか?キム・ドンソクは、カナダのトロント・アルファのような「(反日)啓蒙」活動を考えているのだろう。トロント・アルファについても、いずれじっくり取り上げなければならないと思っている。


ナチスのホロコースト被害者「日本軍慰安婦の恨みと怒りは十分理解できる」

1943年2月に家族がドイツ・ナチスに処刑される場面を目の前で見たエデル・カッツさん(89)の声は震えた。カッツさんは「韓国の日本軍慰安婦生存者と会うと思うと胸が震える」と語った。

第2次世界大戦の同じ時代の被害者である日本軍慰安婦とホロコーストの生存者が来月13日(現地時間)にニューヨークで会う。ニューヨークで活動する韓国人有権者センター(KAVC)とニューヨーククイーンズコミュニティーカレッジ内のホロコーストセンターは21日の記者会見で、このように明らかにした。

この日の会見に出席したカッツさんの感慨は格別だった。ナチスの‘ユダヤ人狩り’を避けてポーランド南部の農家を転々としていたカッツさんの家族は運命とぶつかった。夜中に襲ったナチス兵士を避けようと、親と4人の兄弟姉妹は四方に逃走した。しかしすぐにカッツさんは銃で殴られて倒れた。しばらくして目を開けたカッツさんは両親と兄弟姉妹が処刑される場面を目撃した。しかしカッツさんは死んだふりをするしかなかった。血を流しながら雪の中に倒れていたカッツさんをドイツ兵士は死亡したと思って放置し、カッツさんは一命を取り留めた。

カッツさんは「その後も4カ月間にわたり屋根裏部屋に隠れながら過ごした恐怖は一生忘れない」とし「慰安婦の生存者が胸に抱いている恨みと怒りを誰よりも理解できる」と語った。

今回の行事は韓国で来月14日に開かれる日本大使館前の「水曜集会」に合わせたものだ。92年1月8日の水曜日に始めた慰安婦被害者のデモはこの日で1000回目を迎える。韓国からはイ・ヨンスさんら日本軍慰安婦被害者2人が参加する予定だ。イ・ヨンスさんは07年、米下院で日本軍慰安婦の被害惨状を証言している。

韓国人有権者センターはニューヨークホロコーストセンターと共同で、来年から東アジア歴史インターンシップ制度も導入する予定だ。

中央日報 2011.11.23

聯合ニュースの記事も追加

元慰安婦とユダヤ人が戦争犯罪を証言 来月米国で

米国のホロコースト(ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺)センターが元従軍慰安婦を米国に招き、ニューヨークで来月13日に戦争犯罪に対する証言を行う。同センターと在米の韓国人団体が21日に共同記者会見を開き、明らかにした。

今回の企画は、元慰安婦の被害者らが日本政府に法的責任の認定と謝罪・補償を求め、ソウルの日本大使館前で行っている「水曜デモ」が12月14日に1000回を迎えるのに合わせて開かれる。旧日本軍によって慰安婦にされた女性2人が韓国から渡米し、戦時中に受けた惨状について口を開く。また、ナチスによって強制収容所に入れられたユダヤ人も当時の様子を語る予定だ。

記者会見に出席したユダヤ人戦争被害者の1人は「ホロコーストを認め、謝罪したドイツとは異なり、日本は慰安婦の存在を否定している。ただ、いつか(日本は)自分たちのやったことを認める日が来るだろう」と述べた。同センターは今後、慰安婦の証言集を発刊するなど、日本が慰安婦の存在を認め、謝罪することを求めていくという。

在米韓国人団体の関係者は「慰安婦は韓国だけの問題ではなく、非人道的な犯罪だということを世界に知らせるために行事が企画される」と話した。