2012/02/16

政府庁舎まで押しかけた挺対協



産経新聞(共同)も記事にしているが、やはり聯合ニュースの方が詳しい。挺対協が日本大使館前だけでは飽きたらず政府庁舎にまで押しかけて来たのである。

イ・ミョンバク政権はもうこの問題に関わりたくないと考えているのだろうが、この「祭り」に便乗する政治家は与党野党を問わず多いし、何より国民の支持がある。この前の憲法裁判所の判断のような物が出ると、一気に運動家たちが勢いづく。

韓国政府はタスクフォースを作ったとか、「慰安婦被害ハルモニ」と面会するとか、日本政府にバッチリ言ってやりましたとか、いろいろとポーズをとっては鎮火を図っている。こういう時に、サービス精神を発揮しようと考える前原誠司のような日本人政治家が現れると、火に油を注がれる韓国政府にとっては大いに迷惑なのである。たぶん。

しかし、憲法裁判所の決定が下されてから6人の「被害者」が亡くなったと韓国政府を煽るくせに支援を求める元米軍向け(国策)娼婦には知らんぷりを決め込む挺対協。その挺対協の代理人となって奔走している日本人も偽善者である。肝心の「日本軍性奴隷」達は、(韓国人の目から見ても)謝罪やら賠償には、もうあまり拘っていないようなのである。

挺対協「慰安婦問題、政府意志疑わしい」

韓国挺身隊問題対策協議会(挺身隊対策協)は15日ソウル、世宗路、政府中央庁舎裏門で記者会見を行い「政府は日本軍慰安婦問題に対する憲法裁判所決定を早く履行せよ」と促した。

挺身隊対策協は「憲法裁判所決定以降、わが政府の対応が急流に乗るようだったが5ヶ月が過ぎても明確な対応が出てこない」として「今後の対応方案に対する質問には『仲裁手続きを考慮中』という曖昧な態度だけ繰り返している」と話した。

この団体は「日本の政治指導者は持続的に『慰安婦問題は法的に解決された』という妄言を吐き出している」として「仲裁手続きに対する明確な内容や時期さえ明らかにすることができない政府に慰安婦問題解決の意志があるのか疑わしい」と指摘した。

挺身隊対策協は「憲法裁判所判決以降、慰安婦被害者6人が故人になった」とし「韓国政府はもうボールが日本に移ったという形で責任を転嫁せずに断固で素早い姿勢で日本政府に問題解決を促せ」と強調した。

これに先立ち、憲法裁判所は昨年8月30日「政府が韓日間財産および請求権と関連した紛争を解決しようとする措置を取らなくて基本権を侵害された」として慰安婦被害者が国家の韓日請求権協定第3条不作為(不作為、当然しなければならない仕事をしないこと)に対して出した憲法訴訟審判事件で裁判官6(違憲)対3(却下)意見で違憲決定をした。

記者会見後慰安婦被害者のキム・ボクトン(86)・キル・ウォンオク(85)ハルモニと挺身隊対策協関係者たちは外交通商部にこのような内容を入れた抗議書簡を伝達して駐韓日本大使館前に席を移して1千9回目水曜集会に参加した。


정대협 “위안부 문제 정부 의지 의심스러워”


한국정신대문제대책협의회(정대협)는 15일 서울 세종로 정부중앙청사 후문에서 기자회견을 열어 “정부는 일본군 위안부 문제에 대한 헌법재판소 결정을 조속히 이행하라”고 촉구했다.


정대협은 “헌재 결정 이후 우리 정부의 대응이 급물살을 타는 듯했으나 5개월이 흐르고서도 뚜렷한 대응이 나오지 않는다”며 “향후 대응 방안에 대한 질문에는 ‘중재 절차를 고려 중’이라는 모호한 태도만 되풀이하고 있다”고 말했다.


이 단체는 “일본의 정치 지도자들은 지속적으로 ‘위안부 문제는 법적으로 해결됐다’는 망언을 쏟아내고 있다”며 “중재 절차에 대한 명확한 내용이나 시기조차 밝히지 못하는 정부에 위안부 문제 해결 의지가 있는지 의심스럽다”고 지적했다.


정대협은 “헌재 판결 이후 위안부 피해자 6명이 고인이 됐다”며 “한국 정부는 이제 공이 일본에 넘어갔다는 식으로 책임을 떠넘기지 말고 단호하고 발 빠른 자세로 일본 정부에 문제 해결을 촉구하라”고 강조했다.


앞서 헌재는 지난해 8월30일 ‘정부가 한일간 재산 및 청구권과 관련한 분쟁을 해결하려는 조치를 취하지 않아 기본권을 침해당했다’며 위안부 피해자들이 국가의 한일청구권협정 제3조 부작위(不作爲, 마땅히 해야 할 일을 하지 않음)에 대해 낸 헌법소원심판 사건에서 재판관 6(위헌)대 3(각하) 의견으로 위헌 결정을 했다.


기자회견 후 위안부 피해자인 김복동(86)ㆍ길원옥(85) 할머니와 정대협 관계자들은 외교통상부에 이같은 내용을 담은 항의 서한을 전달하고서 주한 일본대사관 앞으로 자리를 옮겨 1천9회째 수요집회에 참석했다.