2012/04/07

釧路の市民団体、地元の全中学に「水曜デモ」の本を寄贈



一旦、出張から帰宅。留守の間も慰安婦関連のニュースは尽きなかったようで・・・。

韓国最大(最強?)の反日団体とも言われる慰安婦支援団体、挺対協。その幹部が書いた慰安婦と水曜デモの本、「20年間の水曜日」(東方出版)。日本語版を読んでみたが、挺対協の日頃の主張に合うように元慰安婦の証言を並べているといった印象であった。慰安婦の証言といっても、価値があるのは慰安婦騒動が始まる前か騒動が始まったごく初期のものだけで、この本に収められているような証言は体験者の生の証言とは言い難い。20年間も政治運動の中心に祭り上げられ続け、彼女たちの証言は政治色に染まってしまったからだ。当然、「正しい歴史認識」に合わないような慰安婦の証言は収録されていない(記念碑には反対、挺対協による寄付金の中間搾取を止めさせよ、日本よりも親や同胞が憎い、といった証言も存在する)。

挺対協側はこの本が日本で代替教科書の役割を担ってくれることを狙っている。日本の青少年に「正しい歴史認識」を植えつけるのが、彼女たちの目的でもあるからだ。日本の支援者たちの肩入れか、昨年日本図書館協会の選定図書になった。そしてこの度、釧路の市民団体により地元の市立中学校全16校にこの本が寄贈された。日本国内にも挺対協のシンパは多い。

慰安婦の実情知って/釧路かささぎの会

日韓・日朝の明日を考える市民団体「釧路かささぎの会」(鈴木史朗会長)は4日、日本軍慰安婦問題を取り上げた「20年間の水曜日」(東方出版)を釧路市教育委員会に寄贈した。図書は市立中学校全16校に贈られる。同会は1994年に発足した組織。寄贈した図書「20年間の水曜日」は、慰安婦問題を解決するため立ち上がった「韓国挺身隊問題対策協議会」の活動記録や元慰安婦の証言、当時の過酷さを伝える写真や絵画などをまとめた一冊。同協議会はソウルの日本大使館で毎週水曜に抗議デモを行うことから``水曜日、、がタイトルとなった。  

釧路新聞 2011.4.7