2012/11/13

スマートフォンで慰安婦問題


従軍慰安婦を知ってもらう 韓国教授がアプリ開発

【ソウル聯合ニュース】旧日本軍従軍慰安婦の被害女性らの暮らしぶりなどを伝えたり、後援やボランティアを受け付けたりするアプリケーションが韓国で開発された。

アプリを開発したのは、元慰安婦が共同生活を送る「ナヌムの家」(京畿道広州市)でボランティア活動を行う東国大学のチュ・ヘジョン教授。同大によると、チュ教授は大学の産学協力事業機関とともに約3カ月間取り組んできたアプリの開発を終え、今月中に公開する予定だ。韓国語のほか、日本語や英語でもサポートするという。

チュ教授は2010年に初めてナヌムの家を訪れた後、娘と一緒にボランティア活動を続けてきた。今年は運営委員も引き受けた。

チュ教授は13日、「ハルモニ(おばあさん)らと話をしていて、この歴史を若者にきちんと伝えなければ、と思うようになった」と話した。スマートフォン(多機能携帯電話)の利用が広がっていることから、アプリを開発することにしたという。