2013/02/05

慰安婦団体メンバーの朝鮮学校支援に韓国領事館が警告


挺対協は韓国政府内に深く食い込んでおり、政府も彼女らの意向を無視出来ないが、北と繋がりのある彼女らに対し、韓国の公安当局は警戒もしている

駐大阪韓国領事館が気にしているユン・ミヒャン挺対協代表による朝鮮学校訪問とは、この時のこと。ユンはキム・ボクトン(元慰安婦)を伴い、子供たちにお金や文房具を配らせている。この動きに警告を与えたのは、「極右志向」の日本政府ではなく、韓国政府であったという話。

方清子(写真)は、日本の授業料無償化以前に、朝鮮総連が韓国内でも自由に学校教育が出来るよう働きかけるべきだったかもしれない。

朝鮮学校の無償化を巡っては、北朝鮮側も不穏な動きを見せている。

「朝鮮学校助けるな」駐大阪領事脅迫

「慰安婦」運動と「朝鮮学校支援運動」からめ活動制約

駐大阪総領事館所属の領事が、在日同胞を相手に「朝鮮学校支援運動をするな」と脅迫したことが明らかになった。

日本、大阪に居住している方清子(パン・チョンジャ)「日本軍『慰安婦』問題解決関西ネットワーク」共同代表は駐大阪総領事館所属のパク・某領事が「在日朝鮮学校支援活動に乗り出すな」と話したと<統一ニュース>に伝えた。

さらに「朝鮮学校を支援するのは総連組織を支援すること」「国家保安法違反とか韓国行けば調査される可能性がある」と脅迫を受けた。

方清子氏によれば、先月23日パク・某領事から総領事館に出頭せよとの連絡を受け、会った席上でこのような話を聞かされたとのこと。 当時パン氏は与党問題で会おうという事で分かったという。
この席で、パク領事はパン氏に朝鮮学校支援活動について言及し、「最近、総連と親しくして、朝鮮学校問題の運動をしている。調査したい」として「総連と関係がないといっても、朝鮮学校を支援するのは総連組織を支援するようなものだ」と話した。

そして「朝鮮学校は総連組織の下だ。 朝鮮学校を通じて総連を組織すること」とし「国家保安法違反であるから、今後韓国に行けば調査を受ける可能性がある」と恐れ反駁した。

だが、方清子氏は「日本軍『慰安婦』問題解決関西ネットワーク」共同代表であり、日本軍「慰安婦」問題解決のための日本国内活動に専念している。 ただし、パン氏は朝鮮学校支援と関連して集会参加と募金活動に市民の資格で参加している
パン氏は「集会があれば集会に参加し、募金活動あれば募金してそのように支援するだけ。 運動に主導的に参加する余力がない」とし「日本には日本政府の朝鮮学校無償化撤回に腹を立てる人々が多い。 一般市民も含め多くの人々が教育権、人権レベルで支援する。 私もそれに沿っているだけ」と話した。

そして「日本軍『慰安婦』問題解決関西ネットワーク」という団体レベルで朝鮮学校支援活動に参加しており、方清子氏個人でなく団体の活動の一環だという説明だ。

これに対しパク領事は「貴女の名前のあれば、他の人に良くない影響がある。 そのような運動に貴女の名が出ないように気を付けなさい」と話したという。

一方、該当内容確認のためにパク領事と通話を試みたが、「改めて連絡する」という返事だけで連絡がつかない。

「朝鮮学校支援運動口実で日本軍『慰安婦』運動妨害?」

今回のパク領事の脅迫の中には日本軍「慰安婦」問題と朝鮮学校支援問題をからめて問題視化しようとする大きな課題があり、論議がおきるものと見られる。

パク領事は方清子氏の昨年韓国訪問目的を置いて"藤永教授と朝鮮学校問題のために活動しに行くことではないのか」と追及した。

だが、方清子氏は昨年5月「戦争と女性の人権博物館」開館式、12月日本軍「慰安婦」ハルモニ追慕祭および第1053次定期水曜デモに参加のために韓国を訪問しただけだ。 しかし藤永壮大阪産業大教授は朝鮮学校支援活動車入国したので、パン氏と藤永教授の訪問目的が同一でなかった。

これに対してもパク領事は「違う」と決めつけ、ユン・ミヒャン韓国挺身隊問題対策協議会常任代表の日本訪問も朝鮮学校支援問題と結びつけた。

ユン・ミヒャン挺身隊対策協常任代表は「戦争と女性の人権博物館」の開館報告のために昨年6月大阪を訪問した。 そして「大阪朝鮮学園支援府民基金」(別称ホン・ギルドン基金)の発足式に出席、寄付金を出した。 だが、朝鮮学校支援問題は過去の歴史関連市民団体の自然な行動であるだけ、ユン・ミヒャン常任代表の訪日目的が朝鮮学校支援に限定されたのではなかった。

だが、パク領事は繰り返し「朝鮮学校問題のためにユン・ミヒャン氏を招請することではないのか」とおびやかしてパン氏が「事実でない」としても彼は「ユン・ミヒャン氏が要請してその場を準備したのだ。 嘘もすることができる。 証拠がなければ嘘だ」と追い詰めた。

これに照らして、政府をはじめとする公安当局が日本軍「慰安婦」問題を朝鮮学校と結びつけて問題視しようとすると見られる。

実際、ソウル地方警察庁セキュリティーとは去る2011年押収捜索令状を発行されて、2007年以後のユン・ミヒャン挺身隊対策協常任代表とヤン・ノジャ(梁路子)幹事のEメールを押収捜索し、ユン代表は「露骨に在日朝鮮学校助け合い活動を問題視することもした」と明らかにした。

すなわち、日本軍「慰安婦」と朝鮮学校は過去の問題で市民団体は過去の歴史清算運動の一環で活動するが、公安当局はこの二つの問題をからめて公安問題化して活動を制約しようとすると解釈される。

一連の事案に対して方清子氏は「朝鮮学校と関係なく運動していた市民団体も日本政府の無償化排除がひどいと考えて支援している」として「だがそれに対して韓国政府はちょっと良くないという気持ちがあるようだ。 朝鮮学校支援を北朝鮮支援で見るようだ」と話した。

一方、在日朝鮮学校支援会である「短い鉛筆」のクォン·ヘヒョ共同代表は、<統一ニュース>との電話で「まだ公安当局の内偵があるかは分からない」とし「現状を把握してみなければならない」と話した。


追記: この話には続きがあって・・・(シリカ太郎さんに教えて頂いた)。

在日同胞 パン・チョンジャ氏 旅券発給 拒否
朝鮮学校支援活動を問題にし
挺対協 "恥ずべきこと" 外交部に抗議

韓国政府が日本軍慰安婦問題解決のために活動している在日同胞に旅券を再発行せず反発を買っている。

韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)は31日「日本、大阪の韓国総領事館が‘日本軍慰安婦問題解決関西ネットワーク’の共同代表であるパン・チョンジャ(59)氏の旅券再発行を拒否しているため外交通商部長官などに(早急な発行を促す)公開要請書を送った」と明らかにした。

パン代表は韓国国籍の在日同胞で、最近有効期間が満了した旅券の再発行を大阪総領事館に申請したが許可がおりていない。 パン代表が在日朝鮮学校に対する支援活動を行ったことが不許可の理由と知らされた。 在日同胞に韓国語と韓国史を教えてきた朝鮮学校は、北韓政府から財政的支援を受けてきたが、北韓の経済難以後は支援がほとんど途切れた状態であり、生徒の半分ほどは韓国国籍を持っている。

ユン・ミヒャン挺対協代表は 「パン代表の国籍は韓国なので特別な理由がない限り旅券再発給を受けられない理由がない。 パン代表が教育権で差別を受けている在日朝鮮学校を支援しているという理由で韓国政府が旅券再発行を先送りしているのは恥ずべきこと」と主張した。

外交部などに送った公開要請書には、日本の政治家と教授、市民団体活動家も名前を上げた。服部良一 前衆議院議員は公開要請書に「日本の大阪で慰安婦問題解決のために献身し奮闘して、日本の多くの女性・市民団体から尊敬を受けているパン代表に韓国政府が旅券を発給しないことに深い憂慮を表わす」と明らかにした。 服部 前議員はまた「日本は高等学校授業料無償化政策から在日朝鮮高等学校だけを除外している。 高校授業料の無償化はすべての生徒に差別なく教育権を保障するためのものであるので政治的影響を受けてはならない」と付け加えた。 藤目ゆき 大阪大教授、藤永 壯(ふじながたけし)大阪産業大教授らもこの要請書に意を共にした。

これに対して外交部は「身元照会などに問題があれば関係機関の判断により旅券再発行がされないこともある。 具体的な内容は大阪総領事館に確認中だ」と説明した。



"조선학교 돕지마" 주오사카 영사 협박

'위안부' 운동과 '조선학교 지원 운동' 얽어 활동 제약

주 오사카 총영사관 소속 영사가 재일동포를 상대로 "조선학교 지원 운동을 하지 말라"고 협박한 것으로 드러났다.

일본 오사카에 거주하고 있는 방청자 '일본군'위안부'문제 해결 관서네트워크' 공동대표는 주 오사카 총영사관 소속 박 모 영사가 "재일 조선학교 지원 활동에 나서지 말라"고 말했다고 <통일뉴스>에 전했다.

심지어 "조선학교를 지원하는 것은 총련 조직을 지원하는 것이다", "국가보안법 위반이니 한국 가면 조사받을 가능성이 있다"고 협박을 받았다.

방청자 씨에 따르면, 지난달 23일 박 모 영사로부터 총영사관으로 나오라는 연락을 받고, 만난 자리에서 이 같은 말을 들었다는 것. 당시 방 씨는 여권문제로 만나자는 것으로 알았다고 한다.

이 자리에서 박 영사는 방 씨에게 조선학교 지원 활동을 언급하며 "요즘 총련과 친하게 지내고 조선학교 문제에 대해 운동하고 있어 조사하고 싶다"며 "총련과 관계가 없다고 해도 조선학교를 지원하는 것은 바로 총련 조직을 지원하는 것과 같다"고 말했다.

그리고 "조선학교는 총련 조직 밑이다. 조선학교를 통해 총련을 조직하는 것"이라며 "국가보안법 위반이니까 앞으로 한국에 가면 조사를 받을 가능성이 있다"고 겁박했다.

하지만 방청자 씨는 '일본군 '위안부' 문제 해결 관서네트워크' 공동대표로 일본군'위안부' 문제 해결을 위한 일본 내 활동에 전념하고 있다. 다만, 방 씨는 조선학교 지원과 관련해 집회 참가와 모금활동에 시민자격으로 참여하고 있다.

방 씨는 "집회가 있으면 집회에 참가하고 모금활동 있으면 모금하고 그렇게 지원할 뿐이다. 운동에 주도적으로 참여할 여력이 없다"며 "일본에는 일본정부의 조선학교 무상화 철회에 화가 난 사람들이 많다. 보통시민들도 포함해 많은 사람들이 교육권, 인권 차원에서 지원한다. 나도 그에 따라 하고 있는 것뿐"이라고 말했다.

그리고 '일본군 '위안부' 문제 해결 관서 네트워크' 단체차원에서 조선학교 지원활동에 참여해 방청자 씨 개인이 아닌 단체의 활동 중 한 부분이라는 설명이다.

이에 박 영사는 "당신 이름이 있으면 다른 사람에게 안 좋은 영향이 있다. 그런 운동에 당신 이름이 나오지 않도록 조심하라"고 말했다고 한다.

한편, 해당 내용 확인을 위해 박 영사와 통화를 시도했으나 "다시 연락을 주겠다"는 답변 외 연락이 닿지 않고 있다.

'조선학교 지원 운동 빌미로 일본군 '위안부' 운동 훼방(?)'

이번 박 영사의 협박 중에는 일본군'위안부' 문제와 조선학교 지원 문제를 얽어 문제시화 하려는 대목이 있어 논란이 일 것으로 보인다.

박 영사는 방청자 씨의 지난해 한국 방문목적을 두고 "후지나가 교수와 조선학교 문제 때문에 활동하러 간 것 아니냐"고 추궁했다.

하지만 방청자 씨는 지난해 5월 '전쟁과여성인권박물관' 개관식, 12월 일본군'위안부' 할머니 추모제 및 제1053차 정기수요시위에 참석차 한국을 방문했을 뿐이다. 그러나 후지나가 다케시 일본 오사카산업대 교수는 조선학교 지원활동 차 입국했기에, 방 씨와 후지나가 교수의 방문 목적이 동일하지 않았다.

이에 대해서도 박 영사는 "아니다"라고 단정지으며 윤미향 한국정신대문제대책협의회(정대협) 상임대표의 일본방문도 조선학교 지원 문제와 결부시켰다.

윤미향 정대협 상임대표는 '전쟁과여성인권박물관' 개관 보고를 위해 지난해 6월 오사카를 방문했다. 그리고 '오사카 조선학원을 지원하는 오사카 부민기금'(별칭 홍길동 기금) 발족식에 참석, 기부금을 냈다. 하지만 조선학교 지원 문제는 과거사 관련 시민단체의 자연스런 행동일 뿐, 윤미향 상임대표의 방일목적이 조선학교 지원에 국한된 것이 아니었다.

하지만 박 영사는 거듭 "조선학교 문제 때문에 윤미향 씨를 초청한 것 아니냐"고 윽박지르고 방 씨가 "사실이 아니다"라고 해도 그는 "윤미향 씨가 요청해서 그 자리를 준비한 것이다. 거짓말도 할 수 있다. 증거가 없으면 거짓말"이라고 몰아부쳤다.

이에 비춰, 정부를 비롯한 공안당국이 일본군'위안부' 문제를 조선학교와 결부시켜 문제시하려는 것으로 보인다.

실제, 서울지방경찰청 보안과는 지난 2011년 압수수색 영장을 발부받아, 2007년 이후의 윤미향 정대협 상임대표와 양노자 간사의 이메일을 압수수색했으며, 윤 대표는 "노골적으로 재일 조선학교 돕기 활동을 문제시 하기도 했다"고 밝혔다.

즉, 일본군'위안부'와 조선학교는 과거사 문제들로 시민단체들은 과거사 청산 운동의 일환으로 활동하지만, 공안당국은 이 두 문제를 얽어 공안문제화 해 활동을 제약하려는 것으로 해석된다.

일련의 사안에 대해 방청자 씨는 "조선학교와 관계없이 운동하고 있던 시민단체들도 일본정부의 무상화 배제가 너무하다고 생각해 지원하고 있다"며 "하지만 그에 대해서 한국정부는 좀 좋지 않다는 기분이 있는 것 같다. 조선학교 지원을 북한 지원으로 보는 것 같다"고 말했다.

한편, 재일 조선학교 지원모임인 '몽당연필' 권해효 공동대표는 <통일뉴스>와 통화에서 "아직 공안당국의 내사가 이뤄지는 지는 모른다"며 "현 상황을 파악해 봐야겠다"고 말했다.