2013/03/25

米国の慰安婦騒動、ドイツ軍慰安婦問題に飛び火?


NYのホロコースト博物館で、日本軍慰安婦の常設展が始まる

自分の印象では、不純な動機で慰安婦騒動に関わっている人たちは日本軍以外にも同様の施設(慰安所)があったという話を避けようとする。特ア系のジャパン・バッシャー達は、日本による歴史上類を見ない残虐行為だと宣伝したいし、左派系の日本人もこの話題を避けたがる。左派系の日本人に関しては、これは、実体験として言える(ただし、フェミニズム系の論者の中には例外もいる)。

ドイツ軍の慰安所

KAPACのような団体は、本来なら、日本に固有の問題だと言いたいところだろう。しかし、ナチスの蛮行となれば別である。戦前の日本=ナチス・ドイツ。日本軍の慰安所=アウシュピッツ(ホロコースト)。朝鮮人とユダヤ人は、それぞれヒトラーと日本人に虐げられた民族・・・というイメージを作りたいのだろうから。

彼らがホロコースト博物館で決して持ち出さない話題。それは、韓国軍にも慰安所があったという事実である。

慰安婦:米国ホロコースト記念館に展示室開設へ

ナチス・ドイツの性的奴隷問題と合わせ告発

米国ニューヨークにあるホロコースト記念館が、旧日本軍の従軍慰安婦問題を、ナチス・ドイツによる「ユダヤ人性的奴隷」問題と合わせて世界に告発する取り組みを進めている。同記念館側は最近、館内に「日本軍慰安婦常設展示室」を開設することで、現地の韓国系住民団体「韓米公共政策委員会(KAPAC)」と合意した。当初、この内容を今月25日に発表する予定だったが、日程を5月に延期した。KAPACのイ・チョルウ会長は「ホロコースト記念館側がユダヤ人性的奴隷に関する資料を新たに確保し『戦時下の女性の人権蹂躙(じゅうりん)』というテーマで大々的な告発キャンペーンを繰り広げるという意向を伝えてきた。同記念館のスティーブ・マコウィッツ会長や理事たちが韓国の元慰安婦たちの話を聞き、これまで知られていなかったユダヤ人性的奴隷の問題についても公にすべきときだと感じた、と話していた」と語った。

ナチス・ドイツは第2次世界大戦中、ラベンスブルクやアウシュビッツの収容所で、少なくとも200人以上のユダヤ人を選び、ドイツ全域の軍部隊十数カ所で性的奴隷として働かせたとされる。