2016/06/30

ソウル市長、慰安婦公園の起工式でユネスコ遺産登録支援約束

公園の立体模型を手に

慰安婦追悼公園の起工式に出席して国にかわって慰安婦関連資料のユネスコ遺産登録を支援すると宣言したパク・ウォンスン・ソウル市長。彼はかつて日本大使館前の慰安婦像について、「民間で設置し、市民の象徴的なものになっており、(撤去は)難しい」などと言っていたが、そもそもその気はないのだろう。本心では彼は煽る側だからだ。

ソウルに慰安婦問題伝える公園 8月15日完成目指す

旧日本軍の慰安婦問題を伝える公園「記憶の場」の起工式が韓国ソウルで29日、開かれた。公園がつくられるのは、1910年に韓国併合条約が結ばれた「韓国統監官邸」跡地。元慰安婦が描いた絵を使った壁画や造形物などが置かれる予定で、日本の植民地支配から解放された8月15日の完成を目指すという。

(中略)

起工式で、元慰安婦の金福童(キムボクトン)さんは昨年末の日韓合意を批判した上で、「日本が謝罪し、名誉を回復させ、法的に賠償するまで許せない」と訴えた。ソウル市の朴元淳(パクウォンスン)市長も出席し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に慰安婦に関する資料を登録する取り組みを、市として支援する考えを表明した。

朝日(一部) 2016.6.29